会員紹介

第2247回例会 会員卓話 2024年2月13日(火)

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◆会長の時間
今日は私の高校時代からの親友のお話をしたいと思います。
彼とは高校時代、下宿している友人のたまり場で知り合い、仲良くなりました。彼は陸上部、私は帰宅部でした。頭もよく国立大学進学コースに在籍していましたが私のようなボンクラと本当によくつるんでくれました。性格はどちらかというと温厚なタイプで屈託のないやさしい笑顔が特徴的でしたが、ある日私が友人とケンカになりそうになったことがあったのですが彼が割って入り事なきを得たことがありました。
高校卒業後、彼は東京、私は大阪でしばらく会わなかったのですが確か30歳ぐらいの頃、家業を継ぐために彼は日田に戻って来ました。それからたまに他の友人達と飲むこともよくありました。そんな中、あるお酒の席で友人の一人が泥酔してお店で暴れだしたりした事があり、その時も彼がそいつを制しました。いつもの屈託のないやさしい笑顔とは違う正義感にあふれる一面をたまに見せる私には大事な友人の一人でした。

そんな彼は6年前の今日、亡くなりました。もう皆様、誰の事かお分かりかと思いますが早いものであれから6年、つまり今年は七回忌です。先日、友人達数名に声をかけてご自宅にお伺いしてお参りをさせて頂きました。仏壇の写真はあの頃、私たちにいつも見せてくれた屈託のないやさしい笑顔の写真でした。その晩、彼を偲んで細やかながら宴を催し、彼の話や高校時代の話題で夜遅くまで盛り上がりました。
私はよく、彼を思い出すことがあり、あいつが生きていたらどう思うかな~?あいつだったらどうするかな~?と考えることがよくあります。私の勝手な思いを皆さんに押し付けるわけではありませんが今日一日、彼の笑うと眉毛が思いっきりハの字に開く笑顔を思いだしてもらえたら幸いです。

◆本日の例会
本日は、新入会員 佐藤政克会友による会員卓話でした。

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