例会報告

第2254回例会(2024年4月16日) 職場例会 パトリア日田

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◆本日の例会
まず初めに、及川館長にお話しをしていただきました。
及川館長は、日田市出身。Uターンで日田市に戻って、パトリア日田のスタッフとなって9年目。
現在は、館長としてホールの管理運営を行っています。

●パトリア日田の歴史
開館は平成19(2007)年12月。
面積/敷地面積9,479.53㎡/延床面積10,009.88㎡
構造/鉄筋鉄骨コンクリート造・鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造の地下1階、地上3階
施設/大ホール、小ホール、ギャラリー、スタジオ、創作室、和室、市民活動室
建物の愛称である「パトリア(Patria)」には、イタリア語で「ふるさと」「発祥地」という意味があり、誰もが気兼ねなく立ち寄れるところであってほしい、また、この施設で様々な文化活動が行われ、将来に向けて新しい文化創造の担い手が育ってほしいという願いが込められています。
音響が良いことでも知られている大ホール「やまびこ」は、プロの演奏家からも好評とのこと。
新入社員の入社式や様々な研修が行われるなど、日田市中心部の活性化にも一役買っています。
また、建物の設計は香山建築研究所で、第49回建築業協会賞(平成20年11月)、第14回公共建築賞 優秀賞(平成26年4月)を受賞していて、現在でも建築の見学に来られる方がいらっしゃいます。
●建物見学
及川館長のお話の後は、早速、ステージからステージ裏や音響室・照明室など、普段見ることが出来ない場所を見学しました。
客席から音楽や演劇を鑑賞するのも良いですが、ステージの背景の幕などを上げ下げするバトン、スポットライトなどを見ながら、大変盛り上がりました。
次回、パトリア日田での催事の時は、舞台の裏側を意識しながら、楽しむことができそうです。

パトリア日田に関するサイト
設計 香山建築研究所HP
建築 鹿島建設HP
音響 永田音響設計HP
新建築 2008年10月号に紹介されています。
https://backnumber.japan-architect.co.jp/…/w_frame.html

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