例会報告

第2262回例会(2024年7月9日) 委員会活動計画発表①

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今回と次回(2024年7月23日)の2回にわたり、新年度の委員会活動計画発表です。

【会長の時間】
毎年この時期、歴代会長の会長の時間で、日田祗園についてお話されていたと思います。今年はどうしようかと思いましたが、大和町出身、物心ついた時には、この法被を着ていた私が、この時期祗園祭について話さない選択肢はない。ということで、日田祗園について話させてもらいます。題して「日田祗園の棚からひとつかみ」です。特に今回は、次の日曜に開催される「集団顔見世」についてお話します。今年は、7月14日の日曜日6時半くらいから行われる「日田祗園山鉾集団顔見世」 日田市内にある隈、豆田の山鉾、平成山を合わせて9基が駅前に一堂に集まり、ライトアップされる様は、大変壮観で、迫力のあるものです。皆さんもご覧になったことがあると思います。さて、この集団顔見世、平成元年に始まり、今年で36回目になるわけですが、駅前に隈の山と豆田の山が出会うということは、私ども祗園関係者にとっては、考えられない、ありえない、大変なことでした。
この祗園祭は、悪疫退散の願いを込めて行われるのですが、これは、観光祭や天領祭りなどの祭りと違い、神事 かみさまごとになります。隈、若宮、豆田地区にある八坂神社の神事なのです。祗園祭本番は、山鉾が町を巡行しますが、ただうろうろしているわけでも、あちこち好きなところにいけるわけでもありません。あくまで、2つの八坂神社 ここでいえば、祗園山鉾会館の前にある隈八坂神社と竹田公園前の若宮八坂神社の間を決まったルールに従って巡行しています。ここでもっとも大事なことは、神様がのっている祗園本番は自分の町内 隈地区、豆田地区を出てはいけないという厳しい決まりがあります。
約40年前 ちょうど豆田の山鉾も復活し、一時期の4基の山鉾の数が8基まで増えたとき、ある祗園関係者は思いました。日田の8基の山鉾を一堂に駅前にあつめられないかと。しかし、先ほどお話した自分の町内を出てはいけないというルールがある。「どうしよう」 ここでまたある祇園関係者は考えました。「確かに祇園祭本番は、神様が乗っているから駅前には行けない。でも祗園本番の2日前にある流れ引きの行事の時には、まだ神様が乗っていないから、自分の町内をでても大丈夫じゃないか」 実は祗園祭本番2日前の木曜日には、「流れ引き」という行事があります。これは、本番前のリハーサルみたいなもので、今年作った山鉾がちゃんと動くかどうか試し引きをする日です。確かにまだリハーサルですから神様は乗っていません。じゃあこの木曜日に駅前に集まろうと始まったのが「駅前の集団顔見世」です。ですから、2年前まで木曜日の平日に集団顔見世は行われていたのは、そのためです。そして、昨年から祗園本番一週間前の日曜日の夜に行われるようになりました。
今年も多くの観光客、市民が見に来ていただけるものと思います。日田のあつい、あつい祇園の夏が今年もやってきます。今年の日田祗園祭 どうぞお楽しみください。

【活動計画発表1】
・職業奉仕委員会 山口委員長
・社会奉仕委員会 伊藤将友委員長
・プログラム委員会 梅木委員長
・趣味同好委員会 宮野委員長
・クラブ管理運営部門 諌山部門長
このほか、武内幹事より、昨年から変更した予算や内容の説明などがありました。

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次回以降の例会
7月16日(火)休会
7月23日(火)各委員会活動計画発表②
7月30日(火)休会
8月6日(火)納涼夜間例会
8月13日(火)休会
★内容や日程が変更になる場合があります。
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