例会報告

第2263回例会(2024年7月23日) 委員会の活動計画発表②

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前回(7月9日)に続き、新年度の委員会活動計画発表です。

【会長の時間】
今回の会長の時間ですが、武内ガバナー補佐がいる前で大変僭越ではありますが、「ロータリーの棚からひとつかみ」ということで、ロータリーの誕生についてお話したいと思います。この話は、実はここにいらっしゃる方の6割以上の方は知っている話です。ですが、入会5年以下の方が35%以上いる現状からロータリーを知ることが大切な第一歩であるとの考えで、改めて話をすべきではないかと思い、お話させていただきます。
20世紀の初め、シカゴでは、著しい経済発展の陰で、商いの道徳に反した行為が目につくようになったそうです。そのころ、シカゴで弁護士をしていたポール・ハリス氏がこの風潮に耐えかねて、友人3人と語らい、お互い信頼のできる公平な取引をし、仕事上の付き合いがそのまま親友関係にまで発展するような仲間を増やしたい。という趣旨で、ロータリークラブという会合を考えたそうです。この段階からすでに、我々の仕事が職業奉仕であり、会合というか例会が、親睦であるという考え方が始まっているなと思います。ちなみに、ロータリーとは集会を各自の事務所持ち回りで順番に開くことから名づけられたということです。こうして、1905年2月23日に世界で最初のロータリークラブ「シカゴロータリークラブ」が誕生したそうです。そして、このシカゴロータリークラブが最初に行った奉仕活動が、シカゴの街に公衆トイレを作ることだったそうです。もっと正確にいえば、シカゴの街の衛生状態が悪いので、公衆トイレ設置のアンケートを取ったところから始まります。これが、シカゴロータリークラブが発足して2年後の1907年になります。その当時公衆トイレはなかったのかと思いますが、実は当時のバーや喫茶店などの店がお客を呼び込むために、公衆トイレを作ることを反対していたそうです。店のトイレを使ってもらえば、売り上げがあがるということです。公衆トイレがなければそのまま外ですることになりますので衛生状態は悪くなるのは当然です。そこで最初の奉仕活動が、公衆トイレを作ることだったそうです。この公衆トイレの話は、実は今日いらっしゃる武内ガバナー補佐が会長エレクト研修会で、私たち第一グループの会長エレクトに話していただいた話の受け売りなんですが、こういうことでいいんですよね。
それから、ロータリークラブが各地にでき、今では200国以上の国と地域に広がり、クラブ数は36,983クラブ、会員総数1,184,368人になっています。この数字は、今年の5月14日の国際ロータリーから公式発表されています。
日本では、1920年(大正9年)10月20日に創立した東京ロータリークラブが最初です。日本のロータリークラブ設立に尽力した方の中に、米山奨学金で聞いたことがあると思いますが、米山梅吉氏もいらっしゃいます。現在日本全体のクラブ数は、2,205クラブ、会員数は83,895人(今年の4月末現在)になっています。このようなちょっとしたロータリーの歴史も若い会員の方々もぜひ知っていてもらいたいと思います。今日の話は、ここにありますロータリーの友の最初のページにのっています。ここからの抜粋であります。以上で本日の会長の時間「ロータリーの棚からひとつかみ」とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

【活動計画発表2】
・国際奉仕委員会 佐久間委員長
・青少年奉仕委員会 末竹委員長(本日は、高倉誠治副委員長が発表しました)
・財団委員会 野村委員長
・会員増強維持委員会 中嶋委員長
・公共イメージ委員会 平川委員長

 

 

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次回以降の例会
7月30日(火)休会
8月6日(火)納涼夜間例会
8月13日(火)休会
8月20日(火)会員卓話
8月27日(火)会員増強セミナー
★内容や日程が変更になる場合があります。
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