例会報告

第2271回例会(2024年10月8日) ゲスト卓話

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本日は、ゲスト卓話 米山奨学生のメイ・モー・サッ(MAY MOE SATT)さんです。

【会長の時間】
今日の会長の時間は、「落語の棚からひとつかみ」とさせていただきます。
1週間前の10月2日パトリアで、「第9回桂文珍の会」が行われ、私も奥さんと一緒に見にいきました。
実は、私は落語が好きで、日田で落語会があるときはよく行きますし、東京に行ったときは、浅草の寄席に行ったり、新宿の末廣亭に行ったりもします。高校の文化祭では、落語を一席やったこともあります。演目は「目黒のさんま」でした。(落語がわかる方なら定番の演目ですね)さて、この「桂文珍の会」今回が9回目、コロナで中止がありましたので、10年以上前から毎年、パトリア日田で行われています。
でも皆さんよく考えてみてください。桂文珍さんといえば、大阪吉本でもトッブクラスの落語家さんです。その桂文珍師匠がなぜ日田という片田舎に毎年落語会を開いてくれるのでしょうか?不思議ではありませんか?主催の「ひた味ののれん会」想夫恋、春光園、宝屋、銀寿司、満福の5軒の飲食店がやっているのですが、例えば想夫恋の角さんにそんな力があるとは思えないのですが。実は、ある方の交友関係のおかげでこの落語会は始まっています。その方は、私の話にはよく出てくるんですが、日本料理春光園の後藤功一さんです。後藤さんと落語家の桂一門とのお付き合いは、後藤さんが、青山学院大学の1年生の時から始まっています。後藤さんは、今70歳超えていますから、どれだけ前なのかお判りいただけるでしょう。青山学院大学の落語研究会(いわゆる落研)に入っていた時、5代目桂文枝師匠が東京にいらっしゃる機会があり、その時に先輩と一緒に会いに行ったそうです。
ちなみに今の桂文枝師匠(前の桂三枝さんですが)は、6代目桂文枝ですから、その師匠になる方が、5代目桂文枝さんです。東京で文枝師匠と会った後藤さんは、何を思ったかそのまま大阪までついていったそうです。東京にもどる新幹線もなくなり、文枝師匠から「泊っていきなさい」と言われてから、文枝師匠の家にいつくようになったそうです。ちなみに後藤さんは落研だったので、そのまま文枝師匠に弟子入りする可能性もあったそうですが、当時、「九州出身者は、なまりがあるので、上方落語はできない」といわれていたそうで、落語家にならなかったそうです。しかし、もしそのまま弟子入りしていれば、桂三枝さんや桂文珍さんの兄弟子になったかもしれないということでした。それ以降、後藤さんと桂一門の落語家さんとの長い交流は続いています。
どれぐらい深いつながりかというと、昔日田で「新婚さんいらっしゃい」の収録で桂三枝さんが日田に来た時、わざわざ三枝さんが春光園をおとずれて、後藤さんにあいさつに来られたということがあったそうです。(後藤さんが三枝さんにあいさつに行ったわけではないんですよ。すごいことですね)それと初めての桂文珍の会の時、文珍さんがこの日田を気に入ってくれて、第10回までやりましょう。と言ってくれたそうで、それから現在第9回まで続いています。さて、この桂文珍の会、来年は記念すべき第10回です。後藤さんは、「第10回は盛大にゲストを呼んでやりたい」とおっしゃってました。
今回の前座は、文珍さんのお弟子さんでしたが、次回はきっとすごいゲストがいらっしゃって盛大なものとなるでしょう。
来年の桂文珍の会、どうか楽しみにお待ちください。以上で今日の会長の時間「桂文珍の会からひとつかみ」を終わります。ありがとうございました。

10月生まれの皆さん、お誕生日おめでとうございます。

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次回以降の例会
10月15日(火)休会
10月23日(水)ガバナー公式訪問(夜間例会/マリエール)
10月29日(火)休会
11月5日(火)ゲスト卓話 日田税務署長
11月12日(火)ゲスト卓話 武内ガバナー補佐
★内容や日程が変更になる場合があります。
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