第2291回例会(2025年5月13日)
本日は、管理運営部門による次年度の活動計画協議です。
詳細は、Facebookページをご参照ください。
【会長の時間】
今日の会長の時間ですが、今日予定していたロータアクトの報告会がキャンセルになったため、長めにお願いしますと幹事から言われていますので、今日の会長の時間は、「ロータリー地区大会からの棚からひとつかみ」ということで、テーマは「会長の立場としてみた今年の地区大会報告」といたします。
先月4月25日26日熊本で、今年の第2720地区の地区大会が行われました。
地区大会は、単なるロータリーのお祭りではありません。
地区大会の目的は、マイロータリーによりますと、クラブ会員が、ロータリーの最新情報や地区内の活動状況について学び、ほかのクラブのロータリアンと交流することです。ということは、地区大会は、会長、幹事、理事などの役員だけが出席するものではなく、クラブ会員全員が参加すべきものであると思います。
さて、今回の地区大会。会員の皆さんは、26日土曜日の本会議の出席がメインになりますが、会長、幹事は、前日25日の「ガバナー補佐・会長・幹事会議」の出席が義務付けされていますので、私と武内幹事は前日から参加しています。25日16時より、熊本市民会館で「ガバナー補佐、会長、幹事会議」があるのですが、私と武内幹事は、日田中央ロータリークラブの議決権2を持って参加します。この会議で、前年度の決算報告や今回の地区大会の決議案説明などが行われます。私と武内幹事は、この議決権2をもって反対することもできたのですが、特に異議はありませんでしたので、賛成してきました。このあと、16時45分より「地区指導者育成セミナー」と評し、会長幹事は、1時間講演を聞くこととなります。講師は、あの尾身茂先生です。尾身茂先生でピンとこない方は、新型コロナウイルスが発生した時に、新型コロナ感染症対策分科会会長として、毎日テレビのニュースで出ていた方といえば「あーあの人」とピンとくるのではないでしょうか。尾身先生は、今ロータリーポリオ根絶アンバサダーになっているそうで、その関係からの講演でした。尾身先生曰く「今後新型コロナウイルスのようなパンデミックは多分これからも起こります。しかし、冷静に科学的に対応しなければいけない」とのことでした。なぜ、新型のウイルスが発生するかも話してくださり、薬剤師の私としてはなるほどと大変勉強になりました。ちなみに「新型コロナウイルスは、中国の武漢研究所から発生したのですか?」と質問したかったのですが、時間の関係で質問コーナーがなかったので聞けませんでした。(多分本当のことは言わないでしょうが)
次は、19時からホテル日航熊本に場所を移し「会員希望交流会」が行われました。うちのクラブからは、会長、幹事、地区から園田会友の3名で参加しましたが、熊本のおもてなしを十分に味わってきました。特にグッディーズというオールディーズバンドのライブでは、熊本りんどうロータリークラブの会員の奥様たちでしょう。ロカビリーのフリフリのスカートの衣装で場を大変盛り上げていました。武内幹事は、「伊東会長は、ステージで踊りに行って、20分帰ってこなかった」と言っていました。私や日田クラブの江藤会長、玖珠クラブの斎藤会長は、半分打ち上げ気分でしたので、3クラブの参加者とともに、希望交流会の後、2次会、〆の熊本ラーメンと熊本の夜を楽しみました。
しかし、地区大会本番は、26日土曜日の本会議です。日田中央ロータリークラブのメンバー12名で参加してきました。まず驚いたのは、昨年日田で地区大会があり、受付やお弁当配布などを日田クラブや中央のロータリー会員がやっていたのを覚えていますか。それが普通なんですが、それをすべて熊本国府高校のインターアクトクラブ(つまり高校生)が受け持っていたということです。それどころか、本会議の司会まで高校生が行っていました。アトラクションも熊本国府高等学校のチアダンス部が1つ、東海大学付属熊本星翔高等学校吹奏部の演奏が1つとすべて高校生によるものでした。実は、今回三村ガバナーを輩出している熊本りんどうロータリークラブは、たしか会員数が17名だと思います。(日田中央RCの半分以下の会員数のクラブがガバナーを輩出することもすごいのですが、)少ない人数で対応するためが高校生の協力を仰いだのかなとも思いますが、何より三村ガバナーは、若者とつながろうという青少年交流を一つの柱にしていましたので、地区大会で高校生の力を借りることにより、それを実現させた地区大会ではなかったかと思います。
次に驚きましたのが、千玄室(せんのげんしつ)先生の記念講演です。この方、肩書がすごいです。あの千利休から数えて15代目の茶道、裏千家の前家元であり、国際ロータリーRIの元理事、そして公益財団法人ロータリー日本財団理事長というバリバリの京都ロータリークラブのロータリアンです。しかも、年齢が102歳 写真でお判りのように背筋もピンとし、杖もつくことなく、しかも45分間の講演を時間ぴったりに話をされました。千玄室先生は、戦時中は特攻隊に志願されたそうで、その特攻隊での話。戦後は平和を訴える活動をされた話をしていました。高齢の方が話をすると同じ話を何回もしたり、グタグタになりがちなんですが、千玄室先生は理路整然とそして102歳とは思えない力強い語り口で話されていました。大変すばらしかったです。ちなみに地区大会では毎回表彰があり、地区大会参加の最高齢の会員は壇上で表彰されるのですが、私の記憶では、87歳くらいの方が表彰されていました。しかし、その方は、杖をついて今にも転ぶと危ないぞと思うような方だったと思います。千玄室先生をという102歳の現役ロータリアンの話を聞けたというだけも今回の地区大会見る価値はあったと私は思いました。そして、地区大会本会議の最後に、日田中央ロータリークラブ参加者12名が壇上に上がり、来年の創立50周年のPRをしてきました。全員ステージに上がったので、写真は誰もとっておりません。
さて、今回の地区大会のお土産は、くまもんのイラスト入り熊本揚げ餅おかきと元祖馬肉ラー油でした。さて、来年の地区大会は、大分で開催されます。来年はここにいる会員みんなで大型バスにのって参加したいものです。そして、地区大会報告は、会長ではなく会員のどなたかにお願いしたいと思います。以上で、今日の会長の時間「本年度地区大会からの棚からひとつかみ」を終わります。ありがとうございました。
■■■ロータリー活動に興味・関心がある方の入会をお待ちしております!■■■
日田中央ロータリークラブは2025-2026年度に創立50周年を迎えます。
節目の年に向けて会員増強にも力を入れています。
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次回以降の例会
5月20日(火)ゲスト卓話(大分地方裁判所 裁判官)
5月27日(火)小鹿田交流会(夜間例会・KIZANクラブ)
6月 3日(火)ゲスト卓話(大分県立日田支援学校)
※※例会場/日田商工会議所※※
6月10日(火)献血例会(パトリア・市役所・サニー前)
6月17日(火)休会
6月24日(火)年度末夜間例会 会長卓話(年度総括)
★内容や日程が変更になる場合があります。
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【例会会場】
KIZAN倶楽部 大分県日田市隈1丁目3-16
★駐車場は、KIZAN倶楽部前の日田市営駐車場をご利用ください。