本日の例会は、米山奨学生 アダニロニトラジブさん(通称 ロンさん)によるゲスト卓話です。
【会長の時間】
今月は米山月間です。「米山を知る」と題して、少しお話をさせてください。
年末ごろになると、財団委員長から「財団と米山の寄付について」のアナウンスがあります。
入会3年未満の新入会員の皆様は、もしかして(訳のわからないまま)寄付をされている方もいるのではないでしょうか。今日は米山についての話です。
先ずは、日本ロータリーの「父」と呼ばれている・米山梅吉さんの名前覚えてください。
米山梅吉さんは、1868年、ちょうど明治元年に静岡県で生まれました。三井銀行の重役を務めるなど経済人として大きな功績を残しました。
しかし、それ以上に人々の記憶に残っているのは、1920年に日本で最初の東京ロータリクラブを創立した人物です。
当時の日本社会に「自分のためだけではなく、社会や世界のために尽くす」というロータリーの理念を紹介し、その精神を根づかせるために尽力されました。
米山梅吉さんが亡くなられた後、その遺徳をしのび、「彼の精神を後世に伝えたい」という思いから1967年に設立されたのが米山記念奨学会です。
特徴的なのは、対象が日本の学生ではなく、海外から日本に留学してきた学生であることです。
設立以来、これまでに約2万人以上の留学生がこの奨学金を受けて日本で学んでいます。卒業生は、母国に戻ると、各分野で国際的に活躍している方も少なくはありません。
そして彼らは皆、「日本ロータリーにお世話になった」という気持ちと経験を胸に、日本と母国の架け橋となっているのです。
米山奨学事業は、平和の種をまくことであり、国際理解を築く活動そのものだといえるでしょう。
ここで大切なのが「米山基金」です。この基金は、我々ロータリアン一人ひとりの寄付によって支えられています。
つまり、私たちの思いが直接、奨学生の夢を育て、将来の国際親善へとつながっていくのです。
2024-2025-RIテーマにもなりましたが「世界に希望を生み出そう」という言葉があり、米山基金はまさにこの「テーマ」具体的な実践といえます。
基金がなければ奨学会は続きませんし、反対に基金が充実すれば、さらに多くの留学生を支援でき、日本と世界の絆を深めることができます。
私たち一人ひとり.の寄付が、米山奨学生の夢と希望をつなぐ一環であるのだと考えると、米山基金への協力は単なる義務ではなく、誇りある奉仕活動だと思います。
これからもクラブとして、そして会員一人一人として、この大切な事業を支えていければと思います。そして、本日の卓話でより多くの会員の理解を深められるのではないか、と願っております。ご清聴、ありがとうございました。
※よく分からないという方もっと米山奨学会を知りたい方、日本ロータリー米山奨学生で検索、ロータリーの友(10月号P15~)読んでみると参考になります。
公益法人米山記念奨学会

米山奨学生の世話クラブ 大分1985RCより高橋様、清水様が来訪してくださいました。

ロンさんは聞き取りやすい日本語で卓話をしてくれました。
将来の目標に向かって頑張ってください!

『つ・な・ぐ 〜美しい未来へ~』
All for All(みんなが、 みんなのために)
■■■ロータリー活動に興味・関心がある方の入会をお待ちしております!■■■
日田中央ロータリークラブは本年創立50周年を迎えます。
節目の年に向けて会員増強にも力を入れています。
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次回以降の例会
10月28日(火)ガバナー公式訪問
11月4日(火)休会
11月11日(火)ゲスト卓話 日田税務署長
11月18日(火)財団 出前セミナー
11月25日(火)会員卓話 養父会友
12月2日(火)定時総会
12月9日(火)クラブフォーラム 50周年事業
12月16日(火)休会
12月23日(火)会長卓話「半期を振り返って」
12月30日(火)休会
★内容や日程が変更になる場合があります。
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【例会会場】
KIZAN倶楽部 大分県日田市隈1丁目3-16
★駐車場は、KIZAN倶楽部前の日田市営駐車場をご利用ください。
